彼女は最高の女性だった【ゴーン・ガール】
こんばんは、カミオモトです。
呪怨系のホラーは怖くて見れないのですが、それでも怖い映画が好きです。
非日常的なドキドキ、緊張感とあり得ない事態にドン引きする感覚をときどき身体が求めます。
最近ではアリ・アスター監督のミッドサマーがヤバそうだなと目を付けているんですが、グロテスクなのもやや苦手です。ちょうどいいホラーは中々ない。
今回紹介する『ゴーン・ガール』は、お化けは一切出てこないですが、登場人物のヤバさがホラーじみています。
映画の余韻は『シャイニング』に似ていましたね。
『シャイニング』が好きな方には超おすすめの映画です。
余談ですが、筆者はコンビニまで車で30分弱という日本の端っこに住んでいます。
パラサイトがすごく見たいんですがまだ見れていません。見たい。
『パラサイト』を見てサスペンス映画って面白いんじゃ?と思った方、ぜひ『ゴーン・ガール』も見てみてください。
ストーリー
ベン・アフレック演じるニックとロザムンド・パイク演じるエミリー。
ニックとエミリーがこの物語の主人公です。
男性誌でライターをしていたニックと、有名な児童小説のモデルだったエミリーはお互いを最高の相手だと思って結婚しました。
ちょっとひねくれたジョークを言うニックのことをエミリーは気に入ったんですね。
ですが、時間が経つにつれてなんか違うことに気づき始めます。
やや完璧主義で「気取らなさ」をまとっていたエイミーとだらしない系で「知的なジョーク」をまとっていたニックは時間を追うごとに合わなくなっていきます。
結婚5周年を迎える日、エイミーは失踪。
家には血痕や割れたガラスが散乱しており、明らかに何かがあった様子。
エイミーの捜索が行われるなか、夫婦の深刻な不仲やニックと教え子の浮気が発覚していきます。
エイミーに危害を加えたのはニックなのか?
それとも暴漢に襲われ失踪したのか?
怪しいだけで本当は無実のニックが追い詰められられてしまう話なんだろうか...?
ただいまNetflixで配信中ですので、ぜひ真相をお確かめください。
マスコミ対決
この作品では、主人公をテレビでみる大衆が存在していて、その大衆に対して主人公が自分をコマーシャルするという展開があります。
『ハンガー・ゲーム』で初めて見たんですがこのやり方面白いですよね。
作中での大衆と実際に映画を鑑賞している自分が重なっていくという。
ファーストシーズンが素晴らしい『ハウスオブカード』やジェシー・アイゼンバーグがハマり役だったFacebook創始者の伝記映画『ソーシャル・ネットワーク』を撮ったデヴィット・フィンチャー監督作品ということもあり、退屈しません。
さいごに
この映画はサスペンスでありサイコ・スリラーでもありますので、本物のサイコが見れます。