『響-HIBIKI-』あらすじと感想。平手友梨奈の映画【ネタバレなし】
こんにちは、カミオモト(@eigagel)です。
元欅坂46、平手友梨奈主演映画『響-HIBIKI-』見ました。
筆者は天才系映画と平手友梨奈が好きです。
あらすじ
鮎喰響(平手友梨奈)は天才的な小説の才能を持っている。
同時に信念のためなら暴力を辞さない性格をしていた。
文芸部にたむろする不良の指を折り、友人を侮辱した作家の頭を蹴り飛ばす。
同期作家をパイプ椅子で殴打するなど数々の暴力沙汰を起こしていた。
しかし被害にあった人間は一同に響の才能を認めていく。
彼女の才能は暴力性が原因で閉ざされてしまうのか。
芥川賞ノミネートをきっかけに彼女の周りにはマスコミがうろつき始めて...
主人公がとんでもない
主人公響は「間違ったことを言う人間に対して、なぜ暴力をふるってはいけないの?」とガチで思っているやばめの人間です。
小説の才能が評判になるにつれ、彼女の暴力性を取り上げようとするマスコミが増えていきます。
一方で、彼女の才能に惚れ込んでいる人間もいるんですね。
北川景子さん演じる花井ふみは「響の小説を世に出すために編集者になったのかもしれない」とまで言っている人。
響が暴力沙汰を起こすたびに周囲に謝罪し「どうしてこんなことするの」と涙ながらに訴えます。
編集者ふみの愛情が通じ、響はもう暴力をふるわないことを約束します。
そんな中、響の暴力性を取り上げたいマスコミは彼女を怒らせようと煽っていく...
響は我慢できるのか?できないのか?
という話になっています。
平手友梨奈という人
「普通になれない天才の物語」ということで、演者である平手友梨奈さんとイメージが重なります。
平手さんはものすごく演技力のある方で憑依型の表現者と言われていますね。
平井堅さんとのコラボダンスは衝撃でした。
鳥肌ものなのでぜひ一度見てみてください。
黒い羊のMVもスゴイです。
楽曲への入り方が尋常じゃないですね。
一方で、もっと明るい役や楽しそうな顔を見たいなーと思うほど、欅坂は暗くて重い楽曲が多いです。
一人の少女が「不協和音」や「ガラスを割れ」「月曜の朝、スカートを切られた」のイメージを背負い続けるのは大変すぎる。
欅坂を辞められてよかったと思います。
まだ18歳なのでゆっくり休んでまたダンサー・歌手・女優として活躍していってほしいですね。
これからも平手友梨奈さんの活躍を楽しみにしています。
苦しい方向じゃなくても彼女の表現力は人の心を動かしていくでしょう。